日本有数のこけしのコンクールとして知られる「みちのくこけしまつり」が2日、山形市で開かれました。
「みちのくこけしまつり」は、宮城県の白石市や大崎市の大会と並ぶ日本三大こけしコンクールのひとつとされ、ことしは東北地方の作家を中心におよそ1200点が出品されま
した。
このうち、伝統こけしの部で内閣総理大臣賞を受賞した山形市の梅木直美さんの作品はデザインの華やかさと、こけしの柔和な表情が高く評価されたということです。
作品は一部を除いて販売され、県内外から訪れた大勢のこけしファンが、お目当てのこけしを次々に買い求めていました。
また、絵付け体験も行われ、参加した人たちは、真剣な表情で筆をとって目や口などを書き入れていました。
最近では、こけしファンの女性がSNSなどで連絡を取り合って展示会などに足を運ぶことが増えているということで、グループで訪れた仙台市の40代の女性は「7、8年前か
ら数え切れないほどこけしを集めています。作る人によって表情なども違ってかわいらしいのが魅力的です」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20181202/6020002474.html