渡辺主筆は「退院の準備」 巨人オーナー、容体デマ否定

 「退院の準備に向けて、外出のトレーニングをしましょうかという話。先週の木曜日(22日)には、
会社にも出てきた」。28日、東京都内のホテルでプロ野球12球団のオーナー会議が行われた後、
巨人の山口寿一オーナーが、入院中の渡辺恒雄(92)・読売新聞グループ本社主筆の状態について明かした。

 「うちの新聞社にも、取材が殺到しました」

 山口オーナーが振り返るのは、16日のこと。渡辺主筆の容体に関する「デマが流れた」と言う。
「亡くなったということもあり得ないし、危篤でさえない。事実とまったく違う方向の情報が流れた」

 なぜ、誤った情報が出回ったのか。山口オーナーは「宮崎の秋季キャンプで、原監督が最終日
(18日)を待たずに、宮崎を離れたということではないか」と指摘。「あれは全く別の用事。
監督になる以前から、決まっていた」と強調した。渡辺主筆については「しばらくは病院と会社の
往復になるでしょうけど、おいおい職場に戻ってくると思います」。

 また7月から入院している元監督の長嶋茂雄さん(82)についても「回復に向かっていると聞いている。
一進一退の状態ではない。胆石を取り除く間に、他のところの体調がすぐれないことがあり、
入院が長引いてしまっている」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000054-asahi-spo