札幌市は27日、同市西区の市有施設「手稲記念館」内の講堂で天井の照明器具の一部が落下し、
下で卓球をしていた市民1人の頭部に当たり、打撲の軽傷を負ったと発表した。
市によると、24日午前11時ごろ、長さ45センチ、幅7センチ、重さ200グラムの鉄製の
反射板1枚が高さ3メートルの天井から落下し、市民の頭部に当たった。病院で検査をしたところ、
頭部打撲と診断されたという。市市民文化局は「本人の希望で性別や年齢は公表しない」としている。
講堂では他にも約15人が卓球をしていたが、いずれもけがはなかった。反射板の照明器具への
取り付けが不完全だったことが原因とみられる。市は事故後に緊急点検し、他に2カ所で
取り付けが不完全な反射板があったため、直したという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/252290