2016年のアメリカ大統領選挙にロシアが介入した疑惑をめぐり、イギリスの新聞「ガーディアン」は、
当時のトランプ陣営の幹部が、対立候補に不利になる情報を暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」の
創設者と密会していたと報じました。
イギリスの新聞「ガーディアン」の電子版は27日、2016年の大統領選挙でトランプ陣営の
選対本部長だったマナフォート被告が2013年、15年、16年春の少なくとも3回にわたり、
内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者であるアサンジ氏と密会していたと報じました。
「ウィキリークス」は2016年7月に、ロシアがサイバー攻撃で民主党のクリントン陣営から
不正に入手したとされるメールを暴露し、トランプ氏がクリントン氏への攻撃の材料にしていました。
マナフォート被告は密会を否定しているということですが、大統領選挙でのロシアとトランプ陣営の
共謀について捜査しているモラー特別検察官が強い関心を寄せているとみられます。
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-132617/