米連邦地検は、韓国の現代自動車(005380.KS)と起亜自動車(000270.KS)が適切にリコール(無償の修理・回収)を実施したかどうか調査している。
関係筋の話やロイターが入手した文書で明らかになった。
両社は米国でエンジンに不具合があるとして2015年と2017年に合計170万台近くをリコールした。
米道路交通安全局(NHTSA)も調査に協力しているという。
両社のリコールを巡っては、NHTSAも、リコールの対象車両が十分だったか、また適切なタイミングでリコールが行われたかを調査している。
NHTSAは20日、ロイターに「現在調査を進めており、最終結論は出ていない」と述べた。
司法省と現代自動車はコメントを控えている。

https://jp.reuters.com/article/hyundai-motor-probe-idJPKCN1NQ0SU