中国のセックスドール製造工場にカメラが潜入、AI機能を盛り込むチャレンジが行われている

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等身大の女性の形をした性玩具「セックスドール(ラブドール)」は、見た目のリアルさが追求されてきました。
中国のセックスドールメーカーは、見た目に加えて表情を変えたり会話をしたりできるAI機能を持つセックスドールの
開発に勤しんでいることを、BBCのカメラが捉えています。

★動画あり
This company specialises in talking, AI-powered sex dolls - BBC Reel
https://www.bbc.com/reel/video/p06f6xn2/inside-a-chinese-sex-doll-factory

中国のセックスドール企業の製造工場。「ついてきて」と話すのは、副工場長のジン・チェン氏。
「私たちの人形は人間みたいなもの。骨格、筋肉、皮膚を持つのよ」

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(略)

取締役のドンギュウ・ヤン氏は「私の家族は最初はサポートしてくれませんでした」と語ります。

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「みんな、食事については雄弁に語りますよね。自分の好みをシェアしたがります。けれど、セックスになると、
とたんに『ならず者』扱いでした。セックスに対する態度はここ20年で大きく変わりました。若者はセックスを
美しい行為で、楽しいものだと考えています」

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中国初のセックス関連ショップは1993年にオープンしました。今では中国に20万以上のセックスショップがあり、
成長産業になっているとのこと。中国のセックス玩具の市場規模は189億元(約3000億円)で、2020年までに
593億元(約9700億円)にまで拡大すると予想されています。

様々な表情が開発されています。さらに、動くセックスドールも開発中だとのこと。
AI機能を搭載することで、会話するセックスドール。「トランプ大統領を知っている?」という問いに対して、
プロフィールを答えました。

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まだ、人形は感情を表現することはできません。
そこで、会話での応答に、ロボットの動きを合わせるテストが繰り返されています。
最終的には、それぞれのユーザーに合わせた個別のコミュニケーションがとれることが目指されています。

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ロボットはできる限り人間らしく見える必要があるとのこと。
「どんなに賢く会話できたとしても、醜い姿では決して話したくはならないでしょう」
「反対に、見た目が良ければ、少々バカでも話したくなるものです」

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https://gigazine.net/news/20181116-chinese-sex-doll-factory/