ロシアのプーチン大統領は北方領土問題について、歯舞と色丹の2島を日本に引き渡したとしても、必ずしも
日本の領土とはならないという認識を示しました。

シンガポールで15日午後に会見したプーチン大統領は、「日ソ共同宣言には日本に島を引き渡すとは書かれ
ているが、どの国の主権になるかは書かれていない」などと述べました。

日ソ共同宣言を基礎として交渉を進めた結果、歯舞と色丹の2島を引き渡すことになったとしても、ロシアの
領有権を引き続き主張する可能性を示唆した形です。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000140905.html