野球部員12人を殴る蹴る、ドラフト1位 元プロの監督
11/15(木) 0:53
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181115-00000003-jnn-soci
高校のグラウンドで何人もの野球部員が次々と殴る蹴るの暴行を受ける様子が撮影されていました。暴行したのは野球部の監督。かつてドラフト1位指名を受けた元プロ野球選手でした。
雑然と並ぶ白いユニフォームの野球部員たち。その中心に、一回り体格の大きな黒い服の男性がいます。次の瞬間、蹴り上げた足は1人の生徒の顔面付近へ。そのまま、よろめいた生徒に詰め寄り右から左から平手打ちを食らわせます。さらに振り向きざま、別の生徒にも平手打ちを2発。そして腹に蹴り。
これは、名古屋市の高校で撮影された映像です。グラウンドで野球部員の生徒に暴行していたのは、野球部の監督。現場にいた生徒は、こう証言します。
「誰も止められなくて、怖かった。監督からはバットを持ってこいという指示もあって、さすがにそれは止めなきゃいけないと思って無視しました」(野球部員)
殴る蹴るの暴行は次から次へと相手を変え、手当たり次第に見えます。投げ飛ばされる生徒の姿も。結局、12人が暴行を受け、鼻血を出したり、頬が腫れたりするなど3人がけがをしました。一体、何があったのでしょうか。
「毎朝、携帯電話を集めているんですけど、その携帯を出していなかった人がいたので」(野球部員)
野球部では部員の携帯電話を登校時に学校側に預けるルールになっていましたが、預けていなかった部員が多かったことに監督が激高したといいます。
47歳の監督は、かつてドラフト1位指名を受けて近鉄などでプレーした元プロ野球選手。「取り返しのつかないことをしてしまった」と部員や保護者に謝罪したということです。(14日23:18)