女子高生のスカートを40センチ切り裂く “ハサミ怪人”に落ちた戦隊モノ俳優
11/14(水) 16:34配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00000049-tospoweb-ent
子供たちが憧れる存在であることを自覚すべきだった。警視庁人身安全関連事案総合対策本部(人安)は13日までに、女性のスカートを切ったとして、東京都北区のアクション俳優、御前(みさき)伸幸容疑者(26)を器物損壊の疑いで逮捕した。逮捕は12日。
10月22日午後5時ごろ、東京メトロ南北線志茂駅のエスカレーターで、後方から女子高生の制服のスカートを40センチにわたってハサミで切り裂いた疑い。
「仕事でストレスを感じ、何でもいいから切り付けたくなった」と容疑を認めているという。
都内では8月から女性のスカートが切られる被害が数件あり、同本部が余罪を調べている。所属する事務所「ジャパンアクションエンタープライズ(JAE)」には約4年間在籍。
2014年から「仮面ライダー」シリーズにテレビ出演したほか、最近はシアターGロッソ(文京区)での戦隊ヒーローショー(現在は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーショー」)にレギュラー出演していた。
アクション俳優業界の関係者は「彼の悪い話は聞いたことがない。仕事のストレスだとすれば、人間関係かも。Gロッソのショーは別の事務所の俳優が半分以上。残り半数がJAEの大先輩。あとは若手の彼と、後輩少数。
20代半ばの彼が気を使いそうな現場ではある」と言いつつ、「やってしまったことは良くないし、残念で怒りを感じます」と悔しそうに言う。
人安は刑事部と生活安全部の間に位置する部署で、主にストーカーやDVを扱うほか、重大犯罪を未然に防ぐことを目的とする。衣服を切り刻む行為は前兆事案であり、傷害事件に発展するのも時間の問題だった可能性もある。
今のうちに逮捕されたことは良かったのかもしれない。事件を起こして“ハサミ怪人”になってしまったが、いつかヒーローに復帰する日は訪れるのだろうか。