>>1のつづき
4)AT車の手動のシフトダウン
多段式のATやCVTも普及した昨今、山道などを除けば、通常AT車のシフトチェンジは、ATのコンピュータにまかせっきりの方が効率がいい。
街中で信号などに止まる際に、マニュアルモードでシフトダウンする必要もないし、
高速道路で前走車に追いついたときも、シフトダウンではなく、フットブレーキで減速したほうが、ブレーキランプが点灯して後続車に減速を知らせることができるため安全。
パドルシフトなどが付いていると使いたくなる気もわかるので、個人の好みの範囲で楽しめばいいだけだが、積極的に支持する理由は見当たらない。
5)信号待ちでNに入れる(AT車)
ATはシフト操作の煩わしさがないのがメリットなのに、信号待ちや渋滞で止まるたびに、セレクトレバーをDからNに動かしている人を見かける。
停車時にNに入れても燃費は変わらないし、動かすたびにクラッチが切れたり繋がったりしてストレスがかかるだけ。
急発進の原因にもなるので、一時的な停車時は、Dレンジのままがベスト。
6)内がけハンドル
意外にベテランドライバーに多い内がけハンドル。
ハンドルを力強く、一気に大きく切るには適しているかもしれないが、パワーステアリングのクルマなら、そもそもハンドルを切るのに大きな力は必要ない。
また、一気に切りやすいということは、途中で止めたり微調整がしづらいということでもあり、大雑把なハンドル操作になりやすい。
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ドライビングポジションの面でも、肩や背中が背もたれから離れやすくなり、浅く腰掛けるきっかけになるので、益よりも弊の方が多いだろう。