きっかけは交通事故「外見からはわからない」病気 MTBIとは
10/30(火) 19:40配信
交通事故で病気に陥り様々な症状に悩まされている男性がいます。男性の病名は、MTBI=軽度外傷性脳損傷とよばれるもので、まだ、医師の中でも、あまり知られていないと言います。この病気に苦しむ患者の思いを取材しました。
「今現在進行形なんですけど仕事をしていて打合せしたのに覚えていない。それがすごく苦痛になります」
広島市に住む会社員の男性。MTBIの患者です。30日、広島地方裁判所に損害賠償を求める訴えを起こしました。きっかけは、2年半前の交通事故でした。
「信号待ちで夜止まっていたんですけど後ろから車が突っ込んできて。その日も事故処理している時吐き気とかあったんですけど、次の日仕事だったんで
とりあえず事故処理だけして。次の日仕事出たんですけど、やっぱり気分が悪くて立てないような状況になって病院に行きました」
整形外科で出された診断は、頸椎と腰椎のねんざ。半年ほど病院に通いましたが症状は改善しませんでした。
「眠れなかったりとか内側にぴりぴり頭痛とかあったんで。仕事に影響で記憶力の低下じゃないけどよく忘れるようになって」
男性を悩ませているMTBIとは…。
交通事故や、スポーツなど頭を強く揺さぶられることで脳が損傷するMTBI。2004年、WHOで(世界保健機関)でMTBIが定義された。
しかし、通常のMRIでは、脳の異常がわからず、神経線維を映し出す特殊な機器でないと切断されているかは確認できないと言います。
「見た目で分からないので人からは何ともないでしょと思われるのが一番。治ってんじゃないのかという感じで思われてもしょうがない。自分もそうなんですけど、
他に事故があったひともそういう人はいると思うんで、今後、もしそういう人がいるんであればその事例になればいいかなと思うんですけど」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000007-tssv-l34 ;
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