28日未明、福岡市博多区で、酒に酔って盗んだタクシーを運転して逃走していた男が、覆面パトカーから追跡を受けている最中にほかの車に衝突し、酒気帯び運転の疑いで警察
に逮捕されました。
28日午前2時半ごろ、福岡市博多区で「タクシーが盗まれた」と運転手から警察に通報があり、警戒にあたっていた覆面パトカーが盗まれたタクシーを発見して追跡を始めまし
た。
タクシーは、国道3号線をおよそ400メートル逆走するなど1キロあまりにわたって逃走を続けましたが、交差点で信号待ちをしていた軽乗用車に衝突して止まりました。
この事故で、軽乗用車に乗っていた2人が軽いけがをしました。
タクシーを運転していたのは自称、スリランカ人の自営業、ケクランダラ・リヤナゲスランジャナ・ルアンニシャンタ容疑者(43)で、けがはありませんでしたが、呼気から基
準の8倍のアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで警察に逮捕されました。
調べに対し、「アルコールを飲んで盗んだタクシーを運転したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20181028/0002660.html