日本が主導する多国間貿易協定「包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)」への加入を政府が前向きに検討している。
金東?(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官は23日、対外経済長官会議を開き、「先導的に多国間貿易協定に参加し、保護貿易主義の拡散に対処する」とし、
「G20外交や太平洋同盟(PA)、CPTPPなどで対外経済の新たな原動力を作る」と述べた。
CPTPPは、日本を主軸にカナダ、メキシコ、シンガポールなど11ヵ国が加入した経済体制だ。アジア太平洋地域の関税撤廃と経済統合を目指す。
当初、米国と日本が主導し、2015年に環太平洋経済パートナー協定(TPP)で始まったが、昨年米国が離脱してCPTPPに名前が変わった。
PAは、メキシコ、ペルー、コロンビア、チリの地域経済連合だ。
政府は当初、今年前半にCPTPPに加入するかどうかを決める計画だった。決定が延びたのは、協定に加入した場合、日本企業が韓国に低率の関税や
無関税で輸出することが可能になり、国内製造業がダメージを受けることを懸念したためだ。

http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1514432/1

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