そのゲームは粗かった
Dorkoski氏は『Depth of Extinction』について、本作のテーマともいえる『XCOM』と『FTL』の組み合わせが必ずしも相性がいいとは言えないとし、さらにインターフェースが
モバイル準拠に作られていることを筆頭に、作りが粗いと批評。ピクセルアートはきれいなものの、標準の質は近年引き上げられており、その中で優れているとはいえないと
ジャッジ。組み合わせ自体は意欲的だが粗雑で、独創性がなく、20ドルに値するとはいえないと締め、「不評」としてレビューを投稿した。
なかなか辛辣な批評であるが、こうしたSteamレビューを見ることは珍しくない。ただし、このレビューに対する開発元のリアクションが、事態をややこしくした。開発元は、
Ryan Dorkoski氏がレビューを投稿した直後、氏の有効化したSteamキーを無効化にしたのだ。Steamストアで購入したものではない、外部向けのSteamキーは開発者に
よって無効化することができる。この仕組を利用し無効化し、氏がゲームをプレイできない状態にさせたのだ。itchという正規プラットフォームでゲームを購入したにも
かかわらず、ゲームのプレイができなくなるという事態にDorkoski氏は激怒し、開発元に問い合わせをおこなった。
https://jp.automaton.am/articles/newsjp/20181023-78352/