<地上イージス>防衛省、来年1月にも新屋演習場で電波環境調査
イージス・アショア配備候補地で行う防衛省の調査に関し、18日に秋田県庁を訪ねた深沢雅貴官房審議官は、
電波環境と地質・測量の調査結果を年度内にまとめた上で配備の可否を検討する考えを明らかにした。新屋演習場での電波環境調査は2019年1月の予定。
イージス・アショアは、飛来する弾道ミサイルを地上のレーダーで追尾し、高度100キロ以上の大気圏外で迎撃する。候補地周辺の住民らは、強力なレーダーが発する電磁波に懸念を示している。
深沢氏らの説明によると、防衛省は電磁波が人に与える影響をはじめ周囲の施設や風力発電、航空機との電波干渉なども調べる。
地質調査では22カ所でボーリングを実施。演習場内の地形や道路を把握する航空測量も行う。一連の調査と並行し、庁舎や隊舎などの施設の配置も検討する。
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