大阪人のソウルフードといえば「たこやき」だ。ネット上の定番ネタの一つに、「全ての大阪人は家にたこ焼き器を持っている」という伝説があるほど。
さて、この「たこ焼き器」だが、全国での所有率はどれほどなのだろうか。
そこでJタウン研究所では2018年8月24日から10月17日まで「あなたの家には、たこ焼き器がある?」と題して投票を実施。
全国で974人の読者から投票をいただいた。

地域別で圧倒
今回の記事で登場する図表はすべて「ある」と回答した人の得票を表している。投票数のばらつきをカバーするため、割合でランク付けする。
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今回は都道府県別アンケートで得た結果を基に地域別でデータを作成した。

結果を見ると、やはりというべきか聖地・大阪を擁する関西地方が1位に輝いた。

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都道府県別のランキングでは、参加した人が極端に少ない地域もあったため、投票総数が15を下回った地域はランク外とした。

その結果、保有率で大阪府を抜いて兵庫県が1位になった。たこ焼きそのものは大阪市の発祥と言われているが、その元と言われる
ラジオ焼きや明石焼きは兵庫県のもの。こうした背景も関係したのか大阪府を抜いた。

3位には茨城県、4位には福岡県がランクイン。5位の東京を抜いて高い保有率となった。福岡はたこ焼きの冷凍食品で知られる
「八ちゃん堂」の本社もある。

今回の調査で、大阪を中心とする関西でのたこ焼き文化の浸透具合が表面化すると思われたが、それ以外の地域でも保有率が高かった。
すでに「たこ焼き」はローカルではなく、メジャーな文化になっているのかもしれない。

https://j-town.net/tokyo/research/results/266830.html