韓国人の観光客や移住者の数が増加している対馬で、在日韓国人の支援を行う民団=在日本大韓民国民団が新たに支部を設立し、18日、設立総会が対馬市で開かれました。

このため、民団長崎県地方本部の支部を新たに設立し、18日、関係者などが出席して設立総会が対馬市で開かれました。

この中で、支部の支団長に選ばれた対馬で宿泊施設を経営するキム・ジョンホさんが「新しい支部ということでゼロからのスタートとなるが、多くの人の役に立てるよう、みなさ
んに協力してもらいながらやっていきたい」とあいさつしました。

対馬市厳原町に設立された支部では2人の職員が常駐し、対馬に暮らす韓国人の生活支援や地元の人たちとの交流などを行うほか、観光客の事故やトラブルの対応なども市や警察
などと協力しながら取り組むことにしています。

民団によりますと、日本で暮らす在日韓国人が減少する中で、移住者や観光客の増加に伴う新たな支部の設置は数十年ぶりだということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20181018/5030002323.html