西日本新聞が1月にスタートした「あなたの特命取材班(あな特)」。これまでに読者から2千件を超える調査依頼が寄せられ、100本以上の記事を掲載、全国から反響を呼んでいます。
この記事は「近隣住民襲う竹林」と題した記事を書いた記者が、取材を振り返って改めて執筆したものです。
「自宅の裏の崖から竹が落ちてきます。命の危険すら感じます」
昨年入社した新人記者である私にとって、新聞社にかかってくる電話への応対は大切な仕事の一つ。不正の告発から個人的な悩みまで、受話器を通じてさまざまな話を聞いた。
中でも、福岡市西区姪の浜の女性(67)から「竹が落ちてくる」と相談された時は、頭の中で「?」が浮かんだ。今年2月のことだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00010000-nishinp-soci