自閉症の子どもが生まれる決定的な要因が
米バージニア大学の研究者により特定される。
それは「母親の腸内細菌環境」。
その予防法も初期段階ながら提起される
バージニア大学の今回の発見の概要
・自閉症的な神経発達障害が、
母親の腸内のマイクロバイオームの健康状態によって
決定づけられることが判明した
・もうひとつは、自閉症となる脳障害を起こす原因が
「インターロイキン17a (IL-17a)
というタンパク質であることもわかった。
治療方法
マイクロバイオームは、食餌療法、プロバイオティックのサプリメント、
糞便移植によって簡単に変更することができる。
これらのアプローチのすべては、腸内に生息する様々な
微生物の間の健康なバランスを回復させることを目指している。
https://indeep.jp/autism-risk-determined-by-mothers-microbiome-health/
自閉症
腸と脳のつながり明らかに
カリフォルニア工科大学で行われた研究の結果、
微生物が自閉症の一因となる可能性が初めて明らかとなった。
昨年12月に「Cell」誌に掲載された論文によると、
試験的なプロバイオティクス療法によってマウスの自閉症様行動が軽減し、
すでに臨床試験の準備に入っているという。
現在、自閉症に対しては主に行動療法による治療が行われている。
しかし、今後はプロバイオティクス(ヨーグルトなどに含まれる、生きた“体に良い”微生物)
による治療に取って代わる可能性が出てきた。
ナショナルジオグラフィック
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9948/?ST=m_news