サウジ、「事故死」で幕引きか
記者不明で説明転換

 【ワシントン共同】サウジアラビア政府を批判してきた米国在住のサウジ人著名記者がトルコで行方不明になった問題で、
サウジ政府が記者を尋問中に手違いで当局者が死亡させた「事故死」との結論で幕引きを図るとの観測が米メディアで浮上している。
ポンペオ米国務長官は16日、サウジの首都リヤドを訪問した。サルマン国王らと会談して事実関係を直接確認する考えだ。

 関与を全面否定してきたサウジ政府は従来の説明を転換させることになるが、国際社会の批判が高まる中、
拘束を指示したとも指摘されたムハンマド・ビン・サルマン皇太子などサウジ王室から非難をそらすことを狙っているとみられる。

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