15日夕方、昭和大学医学部で不適切な入試を行っていた可能性があることがわかり、小出良平学長と小川良雄医学部長が会見を開いた。

 医学部における入試をめぐっては、東京医科大での不正入試問題を受け文部科学省が医学部のある全国の大学を対象に調査を実施していた。

 小川医学部長によると、文科省による調査の結果、二次試験における高等学校調査書の評価で現役受験生と1年浪人受験生に対して加点を行ったこと、
一般選抜(II期)入学試験において、合格者に加え補欠者のうちから同窓生の子女を優先的に合格させていたことがわかったという。

 こうした運用は“現役学生の方が伸びがいい、将来的な可能性がある“との認識のもと、6年前から行われてきたといい、募集要項には記載されていなかったものの、大学側では不正とは考えていなかったという。
小川部長は陳謝した上で「第三者委員会を設置し、不利益を被った受験生に対して誠実に対応する。合否判定の運用を改める」とした。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00010027-abema-soci