インターネットで知り合った男性と食事や買い物をした見返りに金銭的支援を受ける「援助交際」が女子中、高生らの間で横行している。

 近年は「パパ活」と呼ばれ、遊ぶ金ほしさや興味本位といった軽い気持ちでネットに投稿し、性被害に遭うケースも相次いでいる。警察は「サイバー補導」を強化している。

 ◆「ごく普通の生徒が…」

 「パパ活募集」。2017年11月、「サイバーパトロール」をしていた福岡県警の捜査員が、ネット掲示板に書き込みを見つけた。
捜査員はメッセージを送り、福岡市郊外の駅で待ち合わせた。現れたのは、ジーンズにTシャツ姿の高校の女子生徒(16)。「派手でもなく、ごく普通の生徒」(捜査関係者)だった。

 警察官であることを明かし、事情を聞くと、生徒は「興味本位だった」と語った。学校では模範的な生徒とみられていたが、
その後の捜査でネットで知り合った男から現金を受け取り、性的な関係をもっていたこともわかった。県警は、この男(50歳代)を突き止め、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。

 生徒を迎えに来た母親は「まさか娘が援助交際をしているとは……。警察官に見つかってよかった」とうなだれた。
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