タレントで元外交官のオスマン・サンコン(69)が9日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演。亡き母の思い出や息子と孫を紹介した。
ギニア出身のサンコンは、初来日から今年で45年を迎え、現在も大使館の補佐・顧問をしている。
2017年4月には日本とギニアの友好親善に寄与したとして旭日双光章を叙勲。「日本来てよかったと改めて感じました」と語った。
日本に45年いると日本人らしくなってきて、人の家を訪問すると仏壇があるか探してお線香をあげるという。「郷に入っては郷に従って」と話し「一番好きな言葉は義理と人情、持ちつ持たれつ」と言って徹子を驚かせた。
ずっと離れて暮らした母が81歳の時に日本へ呼び、人間ドックと白内障の手術を受けさせたところ、「きれいに見える」ととても喜んだそうだ。
さらに、実はギニアではあまり見られない「動物を見たい」という母を富士サファリパークに連れて行き、ライオンやキリンを見て「あんな笑顔見たことない」ほどすごい喜んだと思い出を語った。
そんな母も13年前に86歳で死去。母が眠るお墓の写真を紹介し「写真を持つと(母といるようで)力強い」と語った。
また、最後に会った時に「あなた遠くにいるからお守り」と贈られた指輪を毎日持っていると「母と一緒にいるみたい」という。
さらに「この指輪、3回落としたけど必ず見つかっている。これはやっぱり母がいると感じる」と話すと、徹子に「でも失くさないようにしないと」と言われていた。
そして、サンコンの長男で、ヨンコンこと佐伯勇さんがスタジオに登場。ギニア日本交流協会の広報をしながら、静岡県三島市で農業をしているというヨンコンさんは「日本産まれ日本育ち、母も日本人」と自己紹介した。
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