520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故の現場
「御巣鷹(おすたか)の尾根」(群馬県上野村)で、台風24号による
暴風雨でなぎ倒されるなどした犠牲者の銘標約40基が7日、修復された。
犠牲者遺族らでつくる「8・12連絡会」関係者と日本航空社員ら13人が建て直した。
台風24号で、尾根中腹の「スゲノ沢」北側斜面で土砂崩れが発生。
犠牲者の発見場所近くに建てられた銘標のうち、巻き込まれた約40基を
目立った被害がなかった南側20〜30メートル地点に移設した。

崩落現場は立ち入り禁止になった。事故で夫(当時40歳)を亡くした
大阪府の女性は「主人がいた場所に近付けなくなったのは残念ですが、
遺族も高齢化が進み、安全が一番。新たに建ててもらえてありがたい」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000059-mai-soci