https://dot.asahi.com/wa/2018100600008.html?page=1
東京・築地市場(中央区)が10月6日に最後のセリを終え、83年の歴史に幕を下ろす。
11日から豊洲市場(江東区)の営業が開始されるが、問題は山積したままだ。


「あり得ない話です。フォークリフトで荷役作業が行われる一般的な物流倉庫では、
1平方メートル当たり1.5トン程度の床積載荷重が確保されることが常識です。ところが、
豊洲の仲卸売り場の床は1平方メートル当たり700キログラムしか確保されず、
市場問題プロジェクトチームの会合でも何度も問題視されてきました。しかし、都も設計会社も、
『問題ない。大丈夫だ』と言い張っていました。
この貼り紙が示すのは、豊洲市場は床積載荷重が足らず、重大な設計ミスがあると白状しているようなものです」

「築地の運用を見たら、1平方メートルあたり700キログラムで足りるわけがない。他にも駐車場が全然足りません。
周辺の道路も環状2号線が全面開通していないので、都心からのルートが少なく、渋滞も予想されます」
こうした問題が表面化した場合、誰が責任をとるのかもはっきりしない。豊洲市場が開業してから、
「築地市場の方が良かった」と嘆く声が続出しそうだ。

築地市場、83年の歴史に幕 すみついた野良猫やネズミはどうなる? 周辺に移動の懸念も…
http://news.livedoor.com/article/detail/15406899/
豊洲、基準130倍ベンゼン 地下水調査なお高水準
https://www.sankei.com/life/news/180404/lif1804040035-n1.html