「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の違いは? 専門店に聞く適切な保存方法
猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。
チーズ専門店「フロマジュリー欧グルマン」(福岡市中央区)のオーナー斉藤篤弘さん(48)に話を聞きました。パッケージの表示の種類別という欄を見ると「ナチュラルチーズ」や「プロセスチーズ」とあります。
「ナチュラルチーズは牛、ヤギ、羊の乳を乳酸菌や酵素の働きで発酵させ固めたもの。
ナチュラルチーズを加熱し、乳化剤を加え加工したものをプロセスチーズと言います」と斉藤さん。今回は種類が豊富なナチュラルチーズについて紹介します。
薄切りにしたトマトやバジルと一緒に食べる「カプレーゼ」でおなじみのモッツァレラは熟成させず、比較的水分も多いフレッシュタイプの一つ。水牛や牛の乳から作られ、弾力のある食感が特徴です。
「ピザやパスタに用いるなど熱を加えると糸を引くように伸びておいしいですよ」。お菓子作りにもよく使うクリームチーズも同じタイプで、酸味があり果物に合います。
白カビの代表はカマンベール。斉藤さんは「本家はフランスのノルマンディー地方で作られる『カマンベール・ド・ノルマンディー』。
ここはリンゴの産地としても知られ、相性がいい食材。一緒に味わってみて」と説明します。青カビといえばゴルゴンゾーラ。塩気があるので、ハチミツ、ドライフルーツといった甘いものと一緒に。パスタに絡めると、少量でもアクセントになるそうです。
「神様のおみ足のにおい」と形容されるほど個性的な香りのエポワスは、表面を酒や塩水で洗って熟成させるウォッシュタイプの一つで、ワインや日本酒のお供にもってこいです。長時間熟成させるセミハードやハードタイプではゴーダやチェダーが人気。
癖がなくマイルドな味わいでサラダにも。パスタに掛けるパルミジャーノ・レッジャーノは、砕いてバルサミコ酢を掛けてもおいしいそうです。
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