5日午後、栃木県野木町の住宅で、この家に住む22歳の男が同居している3歳上の兄を刃物で刺して殺害したとして、殺人の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、栃木県野木町丸林の無職、小川大智容疑者(22)です。
警察によりますと、小川容疑者は5日の午後1時半ごろ、自宅で同居している兄の丈瑠さん(25)の腹や首を包丁で刺して殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
小川容疑者がみずから交番を訪れ「兄とけんかになり、包丁で刺した」と話したことから警察官が現場を確認したところ、丈瑠さんが血を流して倒れていたということです。
去年10月、丈瑠さんから警察に「弟に暴力を振るわれ、けがをした」と相談があり警察は診断書を届け出るように伝えましたが、提出されなかったということです。
警察の調べに対し、小川容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20181006/1090003043.html