基本ソフト(OS)を改造した米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を販売したとして、
徳島県警は2日、兵庫県加古川市の会社員の男(40)を商標法違反容疑で逮捕した。容疑を認めている。
県警は改造されたアイフォーンが偽物にあたり、米アップルが商標登録するリンゴの図柄を付けたまま販売した行為が、
商標権の侵害に該当すると判断した。
発表では、男は今年3月下旬〜4月末、非公式アプリをインストールできるようにOSを改造したアイフォーン2台を
大阪府内の男性ら2人にオークションサイトを通じ計5万800円で販売した疑い。
アイフォーンは決められた公式アプリしか使えない仕組みだが、OSを改造することで非公式アプリを取り込め、
課金が必要なゲームを無料で利用できるなどの不正も可能になる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181004-OYT1T50009.html