先月、沖縄地方に接近した台風の影響で、県内の一部では停電が続く中、1日夜、うるま市で停電の復旧作業をしていた沖縄電力の26歳の男性社員が感電し、意識不明の重体と
なっています。
県内では、先月、沖縄地方に接近した台風24号の影響で、2日午後5時現在で1万3000戸あまりで停電が続き沖縄電力は復旧に向けた作業を急いでいます。
こうした中、1日午後8時前、うるま市石川のJAおきなわ石川支店の敷地内の電柱で停電の復旧作業を行っていた26歳の男性社員が感電し、心肺停止の状態で病院に運ばれ、
意識不明の重体となっています。
警察によりますと、男性社員は電線をつなぐ「がいし」と呼ばれる絶縁体がずれて、電線がたるんでいたため、元に戻す作業をしていたところ、何らかの理由で電線に接触して感
電したと見られるということです。
警察は、事故の状況や原因を詳しく調べています。
事故を受けて、沖縄電力は「2度とこのような事故が起こらないよう安全管理を再度徹底したい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181002/5090004524.html