台風24号が接近していることを受けてJR京都駅にある観光案内所では、英語、中国語、韓国語の3つの言語で、外国人観光客からの相談に対応しています。
京都市下京区のJR京都駅にある「京都総合観光案内所」では、ことし6月の大阪府北部を震源とする地震で、外国人観光客から、交通機関の運行状況や観光施設の営業などにつ
いての問い合わせが相次いだことを受けて、今月上旬の台風21号の際から、交通や観光の注意点について英語、中国語、韓国語で書いたポスターを掲示しています。
今回の台風24号でも29日からポスターを掲示するとともに、英語、中国語、韓国語が話せる職員を常に配置して相談に応じていて、29日も多くの外国人観光客が訪れていま
した。
ドイツから観光で訪れたという46歳の男性は、「あす朝、妻が関西空港に到着するのですが、洪水や停電が心配です。台風についての情報を知ることができるのはとてもいいこ
とだと思います」と話していました。
京都総合観光案内所の中尾謙吾さんは、「正しい情報を集めて、外国人観光客に正確に伝えられるよう対応していきたい」と話していました。
観光案内所では、30日も観光客からの相談に対応することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20180929/2010001812.html