27日の大阪高裁の控訴審判決を受け、大阪朝鮮学園の関係者は判決への不満をあらわにした。

「学ぶ権利はどうなる」。午後3時過ぎ。裁判所の正門に集まった生徒や支援者ら約100人を前に弁護士が「不当判決」などと書かれた紙を掲げると、怒号が飛び交った。

判決後、学園側関係者5人が大阪市内で記者会見。
大阪朝鮮高級学校の卒業生、申泰革(シン・テヒョク)さん(26)は「朝鮮学校は自分たちのアイデンティティーを肯定してくれる唯一の場所。
自分を肯定して生きていくことを否定されたのと同じ」と悔しさをにじませた。

文部科学省高校修学支援室は「国の主張が認められたと受け止めている」とするコメントを出した。

https://www.sankei.com/smp/west/news/180927/wst1809270078-s1.html