2018年9月21日、日本の人気漫画「中華一番!極」に登場する1つの絵が、中国の時代劇ドラマ「花千骨 〜舞い散る運命、永遠の誓い〜」のヒロインにそっくりだとして、ネット上では盗作を疑う声が上がっている。新浪が伝えた。


「中華一番!」は、中華圏では「中華小当家」のタイトルで知られ、人気の高い90年代の漫画作品。昨年、「中華一番!極」のタイトルで18年ぶりに新連載がスタートしている。
今月20日、中国のBBSサイト上に、「中華一番!極」の23話に登場する女性の姿が、2015年のドラマ「花千骨 〜舞い散る運命、永遠の誓い〜」で女優チャオ・リーイン(趙麗穎)が演じたヒロインにそっくりだとの声が上がり、話題が一気に拡散されている。

問題の絵とチャオ・リーインの姿を比較してみると、右肩に長剣を担ぎ、正面を向いているポーズがまるで同じ。また、独特の形をした剣のデザインや、持ち手の紋様まで全く同じだ。
この2枚を重ね合わせたものを見ると、着物のしわさえもよく似ており、「透写したとしか思えない」と疑いの声も上がっている。

ネット上では、あまりに酷似していること以外にも、「こんなのをよく見つけてきた」と発見者にも驚きの声が。なお、この疑惑に対しては寛容な意見も多く、
「作者はこれが中国ドラマとは知らず、ネット上で見つけた写真を参考にしたんだろう」「中国はいつもパクリまくっているんだから、たまにパクられても文句は言えない」
「花千骨だって別のドラマからのパクリが話題になったはずだ」「中華一番が優秀な作品であることに変わりはない」などといった声が寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda)

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15342468/
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