世界アルツハイマーデーの21日、認知症の家族や支援者ら約80人の参加する「認知症メモリーウォーク・きょうと」が行われ、京都市街地を歩いて、認知症への理解を呼び掛けた。
公益社団法人「認知症の人と家族の会」(上京区)が、世界アルツハイマーデー制定25年を記念し、初めて企画した。参加者たちは午後4時半前、府庁前(同区)を出発。
認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色の服を身に付け、「認知症 つながる心が笑顔呼ぶ」と書かれたパネルなどを掲げて、市役所前(中京区)までの約2・2キロを歩いた。
また午後6時半から下京区のJR京都駅前で、冊子を配布し、認知症を公表した喜劇俳優の芦屋小雁さんも駆けつけた。午後7時には京都タワーがオレンジ色にライトアップされ、参加者たちは認知症になっても安心して暮らせる社会になるよう、訴えていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000036-kyt-soci