ロシア最新鋭戦闘機Su-35、日本海で初確認 防衛省
2018.09.20

2018年9月19日(水)、ロシア沿海部から日本海を南下して接近する3機のロシア軍機に対し、
航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進しました。このロシア軍機はSu-27戦闘機、
Su-24戦術偵察機、機種不明機でいずれも敵対行動、領空侵犯することなく引き返していったと、
19日に防衛省は発表しましたが、20日になって詳細に分析したところ、
Su-27とされていた機について、Su-35であったと訂正しました。

https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/030/096/large_180920_su35_01.jpg
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/030/096/large_180920_su35_02.jpg

Su-35が航空自衛隊のスクランブルで確認されたのは初めてのことです。
報道発表された写真もやや不鮮明ですが、翼端に電子戦用と思われる
ポッドが付いているのがSu-27との相違点で、Su-35にしか装備できません。

Su-35はSu-27を発展させた機体で、最新鋭の第4++世代機に相当します。
2014年に運用開始されましたが、まだ輸出用を含めても84機しか
生産されていないといわれています。その希少な最新鋭機が、
戦術偵察機をともなって初めて「日本海デビュー」を果たしたわけです。

https://trafficnews.jp/post/81549/