信頼回復のカギは情報開示

同じ行政組織でありながら、異なる大阪府警と高槻市の対応。組織の危機管理に詳しい専門家も、情報を開示することが信頼の回復に繋がると指摘します。

「物事がクライシス、「危機」の段階になると、今どういう状況になっているのか、どういうことが起こったのかを明確に発表しないといけない。
普通の事案とは違うので、通常とは異なるマスコミや市民に対する歩み寄りがあってもいいと思うんですけれどね。」(関西大学・亀井克之教授)

市民の不安と不信が取り除かれる日はいつ訪れるのか

新たな犯罪によって逃走資金を得たとみられる、樋田容疑者。のべ9万人以上の警察官が捜査にあたってきましたが、いまだ見つかっていません。
逃走から1ヵ月。これまでに約5,000件の苦情が寄せられました。口を閉ざす大阪府警に、市民の不信感は募り続けています。

ABCテレビは逃走から1ヵ月を前に、本部長に取材を申し込んでいましたが、「十分な対応をしており、応じる必要は無い」と拒否されています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00010002-asahibc-l27&;p=3