電気機器業界の中で、最も平均年収が高かった企業は? 

1位はソニーの776万円だった。
社員からは「年功序列ではなく、成果に応じて給与が規定される『ジョブグレード制度』が採用されており、
若い年齢でも多く給料をもらっている人が多い印象」「家賃補助が手厚い。
家賃の6〜7割程度を会社が負担してくれる」などの声が寄せられた。

2位はパナソニック(666万円)。
年功序列の要素を排除した賃金制度を導入しているといい、「残業代が全額支給される。成果が出せれば昇給や
ボーナスに反映されるのでやりがいはあった」「頑張れば30代で年収800万円。福利厚生が充実しており、
年収に加えて100万円は実質支給される」などの意見があった。

3位は東芝(665万円)。不正会計問題の影響により、2016年度の平均年収は落ち込んだものの、社員からは
「同業他社と比較して非常に高水準。緊急対策によるボーナスカットを踏まえても業界水準並みと思われる」と、
好待遇に満足しているとの声があった。

4位はNEC(日本電気、650万円)。業績改善のためにリストラ・事業売却などを進めている同社だが、
社員からは「管理職になるとボーナスの割合が大きくなるため、会社業績が良ければ、それなりの年収になる」
「福利厚生はしっかりしている」などと評価されていた。

5〜10位はキヤノン(638万円)、三菱電機(627万円)、富士ゼロックス(620万円)、
日立製作所(616万円)、リコー(572万円)、シャープ(554万円)−−と続いた。
いずれも昇進・昇級後の報酬、ボーナス額、福利厚生、サポート制度などが高く評価されていた。

https://www.sankei.com/economy/news/180914/ecn1809140009-n1.html