交通事故の衝撃、見て危険学ぶ スタントマンが実演 佐賀
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-03275295-saga-l41
プロのスタントマンが事故を実演し、衝撃の大きさや交通ルールの大切さを伝える授業が13日、佐賀県佐賀市の大和中(林正昭校長、596人)で開かれた。
中学生の主な交通手段である自転車を中心とした事故の激しさを目にし、生徒たちは改めて交通事故の危険性を学んだ。
スタントマンたちは自転車で、歩道走行や一時停止無視、並進、電話で話しながらの運転など、交通ルール違反にあたる走り方と、それに伴って起こりがちな事故を次々に演じた。
激しい衝撃音と人が軽々と飛ばされる様子に、生徒たちが悲鳴を上げる場面も。
その上で「自転車は車道の左側が原則。歩道通行可の場所でも特別に走らせてもらっているという意識で徐行を」などと、事故を防ぐルールやマナーを改めて確認した。
佐賀北署交通課の署員による講話もあり、県内の人身交通事故のうち自転車の事故は約1割で、佐賀市内では約15%と比較的高いことなどが説明された。
大和中交通委員長の石橋春人さん(14)は「危険性がすごく伝わった。自転車は通学でいつも使うので、見た事故のケースを頭に入れて気をつけて登下校したい」と話した。
教室は県内各地のJAとJA共済連佐賀が県警と連携して県内の中学校で毎年開いている。