『どうぶつのおちんちん学』
男性はしばしば、自分のおちんちんを息子と呼んだりする。自分の身体の一部分であるはずなのに、
他者のようにさえ感じてしまう。そんな身近なのに不思議で奥深い器官「おちんちん」。
その謎めいた世界に関する科学的な知識を解説してくれる書籍が『どうぶつのおちんちん学』だ。
■大きなおちんちんを「馬並み」と呼ぶのはなぜ?
大きなおちんちんの比喩として「馬並み」と表現される事はよくある。なぜ馬が例にだされるかご存じだろうか。
一つの仮説として本書は
「古くから日本人にとって身近な動物の中では、馬のおちんちんが最も大きかったからでは」としている。
だが同じく身近な動物である牛の方が、平常時のおちんちんは遥かに長いのだとか。
ではなぜ「牛ではなく馬」なのか。それは勃起状態の太さの差ではないかと著者はいう。
勃起状態のおちんちんの長さは、馬は約40〜50cm、牛は約50cmと大差ない。
しかし太さは牛が約5cmであるのに対し、馬は10cm(!)と、その差は歴然だ。
■実は超デカい!人間のおちんちん
霊長類のおちんちんの大きさと形状、精巣の大きさは、動物の夫婦タイプによって異なるという。
一夫多妻の配偶型であるゴリラやオランウータンは、オス同士の闘争に勝利した個体は交尾に集中できるため、
小さく単純な形状をしている。
人の倍以上もある体格のゴリラだが、おちんちんは約3cmと小型で精巣も小さいとか。
対して、二足歩行をし、基本的に一夫一妻の人間のおちんちんは、霊長類の中で
最も巨大だという。
人間のおちんちんが大きい事の理由として「二足歩行で立ち上がった事で、
おちんちんがメスからよく見えるようになり、オスとしての能力を誇示するため巨大化した」
とも考えられているそう。
これはシカやトナカイ等のオスの角が立派である事にも共通する。
また、女性のおっぱいが他の霊長類より大きいのも、二足歩行で見えやすくなったという説があるのだとか。
「巨乳」「巨根」がもてはやされたりするのは、もしかすると「二足歩行」以降共通したテーマかもしれない。
詳細はそーすで
https://ddnavi.com/review/487572/a/
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