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岩手・盛岡市の保育施設で、元経営者の女が当時1歳の女の子に、食塩を混ぜた液体を飲ませ死亡させた事件の裁判で、盛岡地方裁判所は、求刑の罰金50万円を上回る、禁錮1年の判決を言い渡した。

判決を受けたのは、盛岡市の元保育施設経営者・吉田直子被告(35)。

判決などによると、吉田被告は3年前の8月、預かり保育中だった当時1歳の下坂彩心(あこ)ちゃんに、健康を害する量の食塩を含む液体を飲ませ死亡させた。

14日の判決公判で盛岡地裁は、「知識がないまま幼児に塩を与えるというのは、非常識極まりない行為」と指摘した。

そのうえで「罰金刑を選択すべきでない」として、検察の求刑を上回る禁錮1年、執行猶予3年の判決を言い渡した。

(岩手めんこいテレビ)