連合と立憲民主・国民民主が10月にも政策協定 参院選で両党候補推薦へ
 国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、来夏の参院選に向けて連合が立憲民主、国民民主両党と交わす方針の
政策協定について10月にも締結するとの見通しを示した。都内の連合本部で神津(こうづ)里季生(りきお)会長らと会
談後、記者団に明らかにした。
 政策協定を結ぶことで、連合が参院選で両党を支持し公認候補を推薦することが固まる。連合は昨年の衆院選で
は、支持してきた旧民進党の分裂に伴い、すでに推薦を決めていた同党出身者らを個別に支援した。
 会談では、神津氏が参院選に関し「現場の組合員や地方組織が応援しやすい態勢を作ってほしい。政党間でよく連
携を図ってほしい」と求め、玉木氏は「他党との連携を密にすることも(党執行部の)新体制の狙いだ」と説明した。
 会談は国民民主党の新執行部が11日に発足したのを踏まえたもので、同党の平野博文幹事長も同席した。
https://www.sankei.com/politics/news/180912/plt1809120012-n1.html

国民、市民連合と共闘模索 参院選にらみ集会参加
 国民民主党の平野博文幹事長は13日、安全保障関連法廃止を主張する市民グループ「市民連合」が東京都内で開
いた集会に参加した。安全保障観や憲法観に隔たりがあるとして市民連合とは距離を取ってきたが、来年の参院選に
向けた野党連携の結節点になり得るとして、新執行部発足を機に共闘を模索し始めた。
 市民連合が主催する集会を巡っては、立憲民主党や共産党など他の野党が積極的に出席している。国民民主は旧
希望の党時代を含め、参加を見送ってきた。
 ただ、党内には参院選を見据え「市民連合との関係構築の可能性を排除することはない」(ベテラン議員)との意見も
少なくない。今回の集会には、平野氏が共産の小池晃書記局長らと共に参加した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3534922013092018PP8000/