クルーズ船で上海から沖縄を訪れた中国籍の男2人が、絶滅のおそれのあるカメ8匹を無許可で密輸入しようとしたとして関税法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのはともに中国籍のルェン・ウエイユン容疑者35歳とリィウ・ウリン容疑者23歳です。
沖縄地区税関などによると、ルェン容疑者らは先月28日、上海から那覇新港に到着した大型クルーズ船に乗船し、絶滅の恐れがありワシントン条約で取り引きが規制されているミナミイシガメ7匹とモエギハコガメ1匹を無許可で密輸入しようとした関税法違反の疑いが持たれています。
入国検査で税関の職員がカメを発見した際、2人は輸入に必要な許可証を持っていなかったということです。
ワシントン条約が絡むクルーズ船を利用した密輸入事件の摘発は県内で初めてだということです。
https://www.rbc.co.jp/news_rbc/希少カメ8匹を密輸入容疑 中国籍の男2人逮捕/