韓国の学校で海洋や水産を学んでいる高校生が、11日臼杵市にある大分県立海洋科学高校を訪れ、授業の見学などを通して日本の生徒たちと交流を深めました。
県立海洋科学高校を訪れたのは、韓国で海洋や水産を学ぶ8つの高校の生徒13人です。
11日は歓迎式典が行われ、韓国の生徒に日田伝統の焼き物小鹿田焼が贈られました。
続いて、日本の生徒がスライドなどを使って、海洋科学高校の授業の内容や学校行事などを説明をしました。
このあとプールに移動した韓国の生徒たちは、航海コースや機関コースの2年生が行っていたダイビングの授業を見学しました。
プールサイドでは、両国の生徒たちが通訳に間に入ってもらいながら、お互いの学校の紹介などをして積極的にコミュニケーションを図っていました。
韓国の生徒たちは熊本県や福岡県も訪れ、ダイビングの体験や水産海洋技術センターなどの見学を行ったあと、今月14日に帰国する予定です。
学校を案内した男子生徒の1人は「言葉の壁はありましたが、韓国の高校生も積極的に話してくれました。とても良い経験ができました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180912/5070001892.html