北海道地震 土砂が複数の川塞ぐ 直ちに危険なし
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180912/K10011626401_1809121611_1809121612_01_02.jpg
今回の地震では、最大で震度7の揺れを観測した北海道胆振地方の複数の川に土砂が流れ込み、川がせき止められる被害が確認されました。
北海道などは、川の水の量が少ないことや復旧作業が進められていることなどから、直ちに危険はないとしています。
北海道や国土交通省によりますと、厚真町の厚真川の上流に当たる日高幌内川では、長さおよそ1キロ、
幅およそ500メートルにわたる山の尾根の部分が500メートルほどずれ動き、川をふさいでいるのが確認されました。
川の水の量が少ないため、直ちに危険はないとしていますが、北海道と国土交通省が今後の対策を検討しています。
また、厚真川は山から崩れた土砂が川の4か所に流れ込み、一時せき止められましたが、
上流のダムの流水量を調整したうえで土砂の大部分を取り除いた結果、川は流れるようになったということです。
このほか、厚真町が管理するチケッペ川やチカエップ川、ハビウ川でも同様の被害が確認されましたが、川の流れはせき止められていないということです。
さらに、国が管理する鵡川や沙流川など6つの川の26か所で堤防や護岸に被害がありましたが、8割余りの場所で応急対策が完了したということです。
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