高精細なビデオなど、大容量のデータを扱う機会が増えてきた。それに応じて端末などに求められているのがデータ処理能力の向上だ。
そうしたニーズはSSDにも向けられている。そこでサムスンが開発したのが、Thunderbolt 3を採用し高速のデータ転送ができるポータブルSSD「X5」だ。
ずばり、読み込みスピードは最大2800MB/s、書き込みは最大2300MB/sとポータブルSSDとは思えないレベル。
この説明だけだとピンとこない人がいるかもしれないが、サムスンが言うには20GBの4KビデオをPCから転送するのにわずか12秒しかかからない。
4Kカメラが浸透しつつある昨今だが、大容量のデータをカメラやPCに残しておいては別の作業に差し支えることから、頻繁に撮影する人にとってこうしたSSDは必需品となる。
また、ポータブルSSDは撮影に携帯するなど屋外での利用シーンも少なくない。そのため、X5は頑丈につくられている。
ボディはメタルに覆われ、2メートルの高さから落としても大丈夫とのこと。内部フレームも耐衝撃構造で、底面は滑りにくくなっている。
データのセキュリティ面では、AES 256-bitの暗号化を採用している。
X5のラインナップは容量500GB、1TB、2TBの3モデル。市場価格はそれぞれ6万1000円、10万5000円、21万円ほどになる見込み。9月中旬の発売となる。
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https://www.samsung.com/semiconductor/minisite/jp/portable/x5/
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