◆写メってなに? インスタと同じですか?

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動詞の死語についてレッツラゴー! 記者Gは完全に日常語と思っていたが、若い世代には死語に近かったのが『写メる』。

「そもそも“写メール”という言葉を知りません。写真をメールで送るという感覚がなく、必要なときは『写真、LINEして』とか、“インスタントカメラして”を略して
『インスタして』と言いますよ」(16才高校生)

“インスタ”がインスタグラムの略でないことに記者Gはまたもや驚き。

『ダビングする』も死語ランクが高い。お笑い芸人で日本語学者でもあるサンキュータツオさんが解説する。

「主要なコミュニケーションツールがメールからLINEに変わり、『写メる』が死語になりました。カセットやCDが廃れて『ダビング』が消え、
ガラケーがスマホになって『着メロ』が死語になったのも同じことです。メディアや電子機器などが発展して“行為”がなくなると、
それを表していた動詞は自然と滅びます。例えば、電子レンジは廃れていないため『チンする』は今も通用します」

一方、『ドロン(する)』は「もはや知らない」17%、「完全にアウト」27.5%と完全に死語認定されてしまったが、あえて使うという若い人もチラホラ。

「『ワンダ ティーコーヒー』のCMで川栄李奈ちゃん(23才)が『今日はここでドロンします!』と使っていて、超かわいかったからマネしています」(20才短大生)

映画『モテキ』(2011年)で長澤まさみ(31才)が『ドロン』を使ったことも、知名度アップにつながったようだ。

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今の若者は「写メ」を知らない…
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