辻元清美さんのお母さん特製愛情カレー
8月31日

永田町にある議員会館の事務所でカレーライスを食べているのは、立憲民主党の辻元清美さん(58歳)です。
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2018/08/0831tuji03.jpg
実はこれ、大阪で暮らす辻元さんのお母さんが、毎週、1週間分作って持たせてくれる特製カレー。
事務所の冷蔵庫に、雑穀米と一緒に常備しています。
これをレンジでチン!と。多忙な娘の健康を気遣って、たまねぎやにんじんなど、野菜がたっぷり。この日はトッピングにエビとチーズも。
番記者の私も、味見をさせていただくと…これは、うまい!
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2018/08/0831tuji05.jpg
「うまいでしょ!私は、母のカレーを食べると心が落ち着くの。情けない娘で、80歳の母にごはんを作ってもらって、学生の下宿生活のような感じね。母は料理が得意で、私は世界で一番、母を尊敬しているの」
野党第1党の国会対策委員長として、まもなく1年となる辻元さん。
与党との交渉窓口となり、野党側の国会戦略を練る日々ですが、これまでの政治家人生を振り返っても、今が一番、きついと漏らします。
「『国対委員長』って精神的にもすごくしんどい、ストレスがたまる仕事ですよ。国会の会期中はどう采配するか、全部、最終的に決断し、与党と折衝して、責任も取らなければいけないから、毎日、重圧がかかっています。
そんな中、このカレーを食べると、ホッとするというか、癒やされるんです」
国会開会中は、野党側の意見を調整するため、各党派の控室を飛び回る辻元さんですが、週に3回は事務所に戻って、お母さんのカレーを食べると言います。
一味とうがらしを、たっぷりとカレーにふりかける辻元さん。
「辛いものを食べると頭がスッキリするのよ。パワーも出る。『これを食べて、自民党の国対委員長の部屋に突撃するぞ!』ってね」
辻元さん、自分をカレーの具に例えてみると?
「たまねぎかな。たまねぎって、ピリっと辛いところもあるけど、甘い部分もあるでしょ。それでいて、体にいいじゃない。たまねぎみたいに、国民の血をさらさらにできるような議員になりたいの」
https://www.nhk.or.jp/politics/wp-content/uploads/2018/08/0831tuji07.jpg

https://www.nhk.or.jp/politics/salameshi/8122.html