ファミマへ転換、姿消すサークルK/青森県内
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/78255
30日に営業を終了した青森市の「サークルK市民病院通り店」
https://toonippo.ismcdn.jp/mwimgs/e/f/600mw/img_eff7248be632ce7515ce28b24cf5943e88922.jpg

30年以上青森県民に親しまれてきたコンビニエンスストア「サークルK」が
青森県から姿を消しつつある。「ファミリーマート」への転換が
終盤を迎えているためで、30日には青森市内最後の店舗「市民病院通り店」が営業を終えた。
9月に入ると、県内に残るサークルKはむつ市と五戸町の2店のみとなり、
両店を含むサークルKとサンクス全店は11月末までに営業を終了する。

青森県の大手コンビニ第1号となる「サークルK中央店」は、
1986年11月15日に青森市中央1丁目に開店した。当時スーパーを運営していた
亀屋みなみチェーンのグループ会社が経営し、最盛期では青森県など
北東北3県に150店以上を出店。2004年にサークルKとサンクスが合併した後、
16年9月にサークルKサンクスの親会社とファミリーマートが経営統合し、
サークルKとサンクスはファミマへ統一されることが決まった。

今年7月末時点の県内の店舗数はファミマが193店。
同社によると、ブランド転換した店舗では、1日当たりの売り上げが
平均で1割程度伸びているという。また、大手コンビニとしては
最後発の15年6月に県内に初出店したセブン−イレブン・ジャパンも、
7月末までに75店を展開し、順調に店舗数を伸ばしている。