衆議院の会派「無所属の会」が研修会を開き、代表を務める岡田元外務大臣は「野党がバラバラでは
国民の期待に応えることはできない」と述べ、来年の参議院選挙に向けて野党勢力の結集を
促したいという考えを示しました。

去年、分裂した民進党出身で、無所属で活動している衆議院議員などが所属する衆議院の会派
「無所属の会」は、29日から2日間の日程で福島県石川町で研修会を開き、代表を務める
岡田元外務大臣や野田前総理大臣など13人が参加しました。

研修会のあと、岡田氏は記者団に対し、「われわれの果たすべき役割は、野党の大きなかたまりを
作る接着剤になることだ。安倍政権の暴走に歯止めをかけるため、野党がしっかりしてもらいたいと
いうのは、自民党支持者を含めた国民の声だ」と述べました。

そのうえで、岡田氏は「次の参議院選挙が極めて大事だ。野党がバラバラでは国民の期待に応えることは
できないので、しっかり結果を出していきたい」と述べ、来年の参議院選挙に向けて野党勢力の結集を
促したいという考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180830/k10011600161000.html