県内企業の新卒の新入社員が集まり、働くやりがいについて一緒に考える催しが秋田市で開かれました。
この催しは秋田市が開いたもので、２４日は秋田市の会場に県内企業の新卒の新入社員、およそ９０人が集まりました。
参加者はまず、７人ほどのグループに分かれ、これまでの人生でやる気が高まった時の推移をグラフに書き出して、自己分析を行いました。
このあと、それぞれがどんな仕事をしていてどんな時に「仕事が楽しい」と感じるのかなどについて、意見を交わしました。
講師を務めた専門家は、「人の評価を気にしすぎず、自分がやりたいと思うことを日々の仕事の中で見つけていくことが大切だ」とアドバイスをおくっていました。
自動車整備業の１９歳の男性は、「きょう学んだことをいかして、仕事を頑張りたいです」と話していました。
秋田労働局によりますと、昨年６月末時点で、大学を卒業して就職した人のうち３年以内に会社を辞めたのは３５.６パーセントにのぼり、秋田でも若い人たちの早期離職が課題
となっています。
秋田市企業立地雇用課の冨野将治主事は、「自発的にやりたいことを見つけて、これから仕事を頑張る良い機会になればと思う」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180824/6010001648.html
