沖縄県うるま市石川のビオスの丘で、株の高さが世界最大のラン「グラマトフィラム・スペシオサム」が7年ぶりに開花した。
開花例が少ない「珍しい花」。
今年で開園20周年を迎える同園だが、数年に一度しか咲かないため初めて開花を見た社員もいるという。
高さ約2メートルのランは9月中旬ごろまでが見ごろで、広報担当の原靖知さんは「めったに見ることのできない珍しい花。ぜひ多くの方に訪れてほしい」と呼び掛けている。
マレーシアなど東南アジアが原産地。
最大のもので株の高さは7メートル以上にもなるといわれ、黄色と赤褐色の斑点が入る花はトラの模様に似ていることから、別名「タイガーオーキッド」と呼ばれる。
同園では1998年7月に初めて開花し、それ以降は5〜6年に一度のペースで咲いているという。
ランは園内の「おもろ茶屋」前広場で鑑賞できる。
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